
【ストーリー】
落ち葉がはらはらと舞う、根本家の庭。カミタマン(声:田中真弓 人形操作:田谷真理子、日向恵子、中村伸子)は本を積んで佇む。
カミタマン「われ思う、ゆえにわれあり」
「だー」という声が。カミタマンは「秋深し 隣は何をする人ぞっと」と塀の上から覗く。
隣の庭でおじいさん(奥村公延)が剣道の素振りをしていた。
カミタマン「今度引っ越してきた人、かっこいい」
おじいさんはカミタマンめがけて竹刀を振り回す。驚くカミタマン。
居間ではマリ(林美穂)がパンを食べながら恋愛ドラマを見ている。
マリ「きみ、愛してるよ」
テレビの中の男性も「きみ、愛してるよ」。
マリ「嘘、奥さんのところに帰るんでしょ」
テレビの中の女性も「嘘、奥さんのところに帰るんでしょ」。
マリ「ぼくを信じるんだ」
テレビの中の男性も「ぼくを信じるんだ」。男女は抱き合う。
マリ「彼女を抱いてベッドへ」
その通りになる男女。「やっぱりいつもとおんなじ」とマリは退屈そうに寝そべる。
カミタマンが来て「これ見るの」。男女がキスしようとした瞬間、チャンネルは変わって画面は「水戸黄門」に。印籠が出される。
カミタマン「やったやった! 間に合ってよかった」
マリ「バカみたい」
カミタマン「カミタマン、このシーン見るとぞくぞくするの」
そこへ「ぞくぞく」と言いながらずぶ濡れの伸介(岩瀬威司)が帰宅。
伸介「ミチコちゃんのおばあちゃんにやられた」
伸介が「ミーチーコちゃん」と商店の前へ来る。
伸介の声「ミチコちゃん、休んでたから宿題届けに行っただけなのに」
中に入って行った伸介は突き飛ばされて、水をかけられる。ミチコの祖母(斉藤昌)が「うちのミッちゃんにちょっかい出すな」と水を再度ぶっかける。伸介は「違うんだって」「宿題」と抗弁するが、ミチコの祖母は「泥棒猫!」と伸介を追い払う。見ているミチコ(土井千恵子)。
カミタマンは「お前それでも男か」と叱責。
伸介「おれ、ことによったら男じゃないかもしれない」
カミタマン「ええ?」
伸介「腕相撲よりお手玉が好きだし、サッカーよりおままごとがいいし」
カミタマンは嘆息し、厭がる伸介をネモトマンに変身させる。
商店の前で祖母は「うちのミッちゃんのボーイフレンドは男らしくてかっこいい子。変な子なんか絶対近寄せないぞ」と掃除する。そこへネモトマン(岩瀬威司)が飛来。
祖母「スーパーヒーロー?」
ネモトマンは「算数国語理科社会。あしたまでに提出するように」と宿題を祖母に手渡す。
祖母「ありがとうよ、ネモトマンくん。かっこいいねえ。あら、びしょ濡れだわね。どこかで通り雨でもあったのかしら」
ネモトマン「いや、ほんのお湿りです」
ネモトマンが行こうとすると祖母はおやつを勧める。電柱の陰で見ていたカミタマンは「伸介、男になれた」。

男の子と女の子が先ほどのメロドラマと同じ台詞を吐いていた。
男の子「きみ、愛してるよ」
女の子「嘘、奥さんのところに帰るんでしょ」
男の子「ぼくを信じるんだ」
男の子と女の子が見つめ合うと「こらっ」と隣のじいさんが現れる。
男の子「何だよ」
女の子「邪魔する気?」
じいさんは「嘆かわしい」と男の子を折檻する。
空き地で女の子と伸介がおままごとをしていた。
女の子「パパ、もう1杯。早くつげ!」
伸介「はいはい、ママ。すぐつぎますからね。とくとく」
じいさんが現れて「一家のあるじともあろうものが!」と嘆く。
横山やマリがスケバン刑事ごっこをしていた。マリが横山(末松芳隆)たちを倒す。またじいさんが現れて横山の首ねっこをつかみ「貴様ら、それでも日本男児か。ちゃんと玉ぶら下げてるのか」。
横山「はい、今朝までは確かにぶら下がっていました」
じいさんは竹刀を振り回して「国野為三が貴様らの根性を叩き直してやる」
マリは「えい!」とヨーヨーを発射。じいさんの脛にヨーヨーが直撃し、痛がっているその隙にみなは逃げ出す。
「隣にそんな気骨のある老人が」とビールを飲んでパパ(石井愃一)は感心する。伸介は「冗談じゃないよ。子どもの遊びめちゃくちゃにして」と憤慨。
パパ「よし、パパもあるじたるところを見せなくちゃ」
パパは「おいママ、酒だ。酒が足りないぞ」とママ(大橋恵里子)に命じる。
ママ「あなた、誰に口聞いてるつもり?」
パパ「一家のあるじが言ってるんだぞ」
ママ「へえ、いつからそんな口聞くことにしたの」
パパ「たったいまからだ」
カミタマン「パパ、ファイト」
ママ「そう、じゃたったいまからその口聞けなくしてあげる!」
ママはパパの口をサロンパスで塞ぐ。
カミタマン「やっぱダメだ」
翌日、カミタマンは公園で鏡を見て「いい男」と髪をセットしていた。伸介が駆け寄ってきて「あのおじいさんがみんなをつかまえて!」
じいさん・国野為三は神社でマリや横山などを追い回していた。
為三「テレビの見すぎでふぬけた奴ら、この国野為三が大和魂をびしびし叩き込んでやる!」
公園で伸介は「軍国主義だよ、これは。ほっとけないよ」と非難して「何とかしてよ」。カミタマンは、伸介がポテトチップスやバナナ入りチョコレートパフェを独占したことを詰問。伸介は後でごちそうすると約束する。
カミタマン「じゃあネモトマンを派遣しよう」
伸介「やめてやめて、ネモトマンじゃ絶対勝てない」
カミタマン「泣きごと言うな」
神社では為三が「しっかりしろ」と子どもたちを走らせていた。そこへネモトマンが登場。子どもたちは拍手。
為三「スーパーヒーロー? どこのスーパーの回しもんだ」
ネモトマンは「神さま」と答えると、為三は「こんなに弱い兵隊を寄越して。顔でも洗って出直してこい」とネモトマンを投げ飛ばす。
ネモトマンはカミタマンのいる公園に落下。
カミタマン「やっつけたか?」
ネモトマン「顔を洗って出直せって」
カミタマン「じゃ、そうしたら?」
ネモトマンは洗面器で顔を洗って飛び立つが、速攻でまた落下。
ネモトマン「神さまなら自分で出てきて正々堂々と勝負しろって」
カミタマンは拒否するが、為三が短足の醜男だと言ってたとネモトマンから聞いて怒り、自ら行く。
ネモトマン「ふう、やっとお役御免だ」

為三は神社で子どもたちを自分にお参りさせていた。「こらー」とカミタマンが。
カミタマン「よくもよくもカミタマンをバカにしたな。ナウくてモダンでハイセンスのカミタマンさまを」
為三「お前こそ神さまの名を騙る不届者。わしが成敗してやる」
為三は竹刀でカミタマンを攻撃し、カミタマンは木槌で応戦。カミタマンは慌てて赤ちゃんのガラガラやたわしや花束を出してしまう。
カミタマン「いまは戦争してるってのに武器がない」
横山「ダメですね。平和がつづきすぎたせいです」
木刀で容赦なく襲いかかる為三。
カミタマン「神さま助けてー」
マリ「あーあ、神さまのくせに」
カミタマン「黄門さま、助けてよー」
カミタマンの手に印籠が。
カミタマン「えーい、控えい」
途端に為三は土下座。伸介も来て「いったいどうなっちゃってんの」。
横山「一方的に試合放棄ですよ、これは」
為三は「いかん、つい平伏してしまった」と照れ笑い。
カミタマン「そうかい、おじいさんも『水戸黄門』のファンなんだ」
為三「いやあ、見てない。テレビは見てない」
カミタマン「でもこれが効いたということは」
為三「知らない知らない。私は『夕やけニャンニャン』しか知らない」
マリ「『夕やけニャンニャン』?」
ばつの悪い顔になる為三。
マリ「なあんだ、せっかくテレビに毒されてない人がいると思ったのに」
横山「ほんとですよ。この際、根性つけてもらおうと思ったのに」
伸介「根性、根性!」
子どもたちは「根性! 根性! 根性!」と行ってしまう。
夕暮れの土手にいる為三とカミタマン。為三は身寄りがなく、1日中テレビを見ていたという。
為三「いまはそのテレビも壊れてしまった」
カミタマン「孤独だなあ」
為三「同情はいらん。それにきょう1日は孤独じゃなかったよ。みんなといたからね」
カミタマンが泣くと為三は「敵に涙を見せるな」。カミタマンはひとりぼっちさせないと、為三と握手。
公園で遊ぶ子どもたち。為三がベンチに座って眺めていると、警官が「大丈夫ですか」と話しかけてくる。
急に看護師が来て「脈拍は正常。舌を出して。あーん」。
急に僧侶が来て「国野さんのお葬式はどこじゃ?」。カミタマンが「和尚さん、早すぎるんだよ」。為三が淋しくないようにカミタマンが差し向けたのだった。
為三「次はお墓か」
カミタマン「段取り良すぎちゃって」
カミタマンは、次はガールフレンドをつくろうと提案する。
カミタマン「やがてそこから恋が芽生え」
為三「わしに女を当てがおうと言うのか」
カミタマン「当てがう?」
為三「わしはこちこちの固い男だ。柔らかくてつるつるしてすぐ泣く生き物は性に合わない。なあ、カミタマン。気持ちは嬉しいが、これ以上わしの世話を焼かんでくれ」
そこへ「またやられた。あのばあさんに」と顔が真っ白の伸介が。
ミチコの家で、祖母が「うちのミーちゃんに粉かけるんじゃないって言っただろう」と伸介の顔に粉をぶっかける。「粉かけてんのはおばあさんだろう」と逃げる伸介。
伸介の声「忘れ物持ってってやったのに」
為三は「お前、それでも男か」と怒り出す。
カミタマン「おじいさん。伸介、ことによったら男じゃないかも」
伸介「そうなんだよ」
「そのばばあもばばあだ。お前の親切にこんなお返しをするなんて」と為三は憤激し、厭がる伸介を連れていく。
ミチコの家の商店で、祖母の姿を見た伸介は逃げてしまう。
祖母「あら、お孫さん?」
為三は祖母にひと目惚れ。祖母は「あら、こんなに粉がついてる」と為三をはたいてくれる。
為三は大量の菓子を持ってきて、伸介は食べ始める。
為三「柔らかくてつるつるしてすぐ泣く生き物、な」
カミタマン「ん、んんん?」
為三「悪くないんじゃ」
為三はヘラヘラとひそひそ話。カミタマンは「え、ミチコちゃんのおばあちゃんに惚れた!?」と驚く。「ぎえー」と伸介も驚愕。カミタマンは笑って「それでこそ日本男児だ。まかしとけ。最高の仲人がいるんだ」。
伸介「え、おれが!?」
カミタマンとネモトマンはミチコの店へ。祖母は「ネモトマン! よく来た。よく来た。かわいいねえ」と出てくる。
カミタマン「こんにちは」
祖母「あらいたの、もうひとり」
こたつで話を聞いた祖母は「他ならぬネモトマンくんのお願いだから、もうひと花咲かせても」とまんざらでもない。
祖母「私のほうの条件もあるね。安売りはしたくないから」
カミタマン「はい、何なりと」
祖母「背は175cm以上」
カミタマン「はいはい」
祖母は「身分は会社の社長か専務」「神田正輝そっくりで、ババ抜き三食昼寝付き」「それにゴーゴーが踊れて、デートの場所は帝国ホテルのロビー」などと言う。
帰り道でネモトマンが「あんな安請け合いして大丈夫?」と訊くとカミタマンは「へっちゃらへっちゃら」。
ネモトマン「あのおじいさん、社長って顔じゃないし」
カミタマンが「おっ社長」と呼ぶと八百屋(円谷文彦)が「おれか?」。
カミタマン「専務は元気か?」
八百屋「あっ、かみさんか」
カミタマンは「いまどき社長なんてどこに立っている」と確信的に語り、ネモトマンは「なるほど」。
カミタマン「問題はゴーゴーだろうな」
根本家の庭で、為三はかっぽれのようにゴーゴーの練習をする。
伸介「もっと腰を振って腰を」
為三はぎっくり腰に。
為三「わしもネモトマンみたいになりたい」
カミタマン「ネモトマンか。どうする、伸介?」
伸介「うーん、それがいちばん確実かもね」
カミタマンは為三と伸介を並ばせる。伸介はネモトマンに、為三は乃木将軍のようなクニノタメゾーマンに変身。ネモトマンとクニノタメゾーマンは仲良く飛び立つ。

ふたりは待ち合わせ場所の「ラーメン帝国ホテル」に到着。
ネモトマン「おばあさん、お待たせ。クニノタメゾーマンを連れて来ましたぞ」
出て来る祖母とミチコ。祖母はクニノタメゾーマンを見て「あんたが!?」。クニノタメゾーマンはポーズをとってみせるが、祖母は「いい歳してネモトマンの真似なんかして、ちっともかわいくない」。見ていたカミタマンは「ダメだったか」。
祖母「そんな格好であたしの気を引こうったって無駄よ」
すごすごと去るクニノタメゾーマン。カミタマンはもとの為三の姿に戻した。するとネモトマンも伸介に戻ったらしく、祖母は伸介をラーメン屋から叩き出す。
ミチコ「どうしたの、ネモトマン。あ、きみ伸介」
祖母「こいつ、泥棒猫。うちのミチコに近づくなって言っただろう」
伸介「あっ。おじいさん、助けてよ」
祖母「おじいさん。そいつ、うちの孫にナンパ仕掛ける不良なの」
為三「ようし、根性叩き直してやる」
伸介は逃げ、為三と祖母とミチコは追って行く。
カミタマン「これでよかったのかな。ねえみんな、どう思う?」
【感想】
佐伯妥治・加藤盟脚本で、本作としては珍しい回。奥村公延氏の演じる時代遅れの老人が騒ぎを巻き起こし、比較的ウェルメイドではあるが佐伯孚治監督の個性が随所に感じられる。
加藤盟氏は不思議コメディーシリーズでは『バッテンロボ丸』(1982)や『ペットントン』(1983)などで既に脚本・監督を手がけており、本作では脚本のみの参加に留まる。今回は佐伯孚治監督にとって想い出深いそうで「奥村さんに出ていただいた第35話の脚本は僕が書いているんです。最初は加藤盟さんのホンだったんですが、加藤さんが急に他の仕事が入ってしまってね、序盤だけで放ったらかしになってしまった。それで僕が続きを書いたんですよ」と回想する(「東映ヒロインMAX」Vol.6〈辰巳出版〉)。ちなみに不コメの派生作品『TVオバケてれもんじゃ』(1985)の第9話は浦沢義雄先生と加藤氏が共同脚本としてクレジットされており(監督は佐伯氏)、また『てれもんじゃ』の第10話は水谷龍二氏と佐伯氏の共同脚本で、今回のように水谷氏のスケジュールゆえかと想像される。
根本家の隣に引っ越してきた老人が「根性を叩き直してやる」などと子どもたちを追い回すのだが、その名は「国野為三(クニノ・タメゾウ)」で、佐伯監督は「国粋主義者の堅物をイメージして、それをおちょくったようなストーリー」を意図した。佐伯監督は東大在学中は日本共産党の党員で政治活動を行なっていて、東映の面接でもマッカーサー・ラインに関して「演説をぶった」過去があり、東映入社の時点では離党していたそうだけれども、そのような経歴を持つ氏にとって「大和魂をびしびし叩き込んでやる!」などと宣う老人は当然茶化したくなる存在であろう(作中で伸介も「軍国主義だよ、これは」と非難している)。筆者は未見なのだが、佐伯監督は『怪盗ラレロ』(1968)でも好戦的な将軍が現代に現れて「平和にたるんだ町」を破壊するエピソードを撮っており、今回はマイルドなセルフリメイクだとも言えよう。
また為三と戦っているカミタマンが誤ってたわしや花束を出してしまって「いまは戦争してるってのに武器がない」と動転し、見ていた横山は「ダメですね。平和がつづきすぎたせいです」と口にする。反戦を訴えつつも一方で平和ぼけした社会に危機感を覚えていたのが窺える。
佐伯氏の作家性とはまた別だけれども、本作と同時期に山田太一脚本 × 深町幸男演出『シャツの店』が制作されており(放送は翌1986年)、昔を引きずった初老の男(鶴田浩二)がコミカルに描かれた。筆者には『シャツ』の印象も強く、今回の内容をも考慮すると、男性の権威が失墜し、戦中戦後の価値観を抱え込んだ男が道化になる時世であったということだろう。
為三老人は子どもたちを「テレビの見すぎでふぬけた奴ら」と叱り飛ばすが、実は自身も孤独でテレビが友だちだった。マリは「テレビに毒されてない人がいると思ったのに」と為三に対して失望を表明しているけれども、テレビが強かった時代ならではの自己批判であろう。また為三は、実はバラエティ番組『夕やけニャンニャン』のファンだったわけだが、2025年1月に行われたフジテレビ10時間会見には本作の遠藤龍之介プロデューサーと『夕やけ』の港浩一ディレクターが揃って出席していた。
クライマックスでは国野為三がクニノタメゾーマンに変身。日露戦争の乃木将軍のような衣装で、佐伯監督や奥村公延氏の世代感覚が如実に伝わってくる(両氏は3歳違い)。またミチコの祖母の店は現代的なガチャガチャがありながら狐面や千代紙しおり、昔の映画っぽいポスターなどでレトロチックに飾りつけられていて、本作の他のエピソードと比較しても異色。佐伯氏が脚本も務めているだけに、ビジュアル面でも特に自身の色を強くしたのかもしれない(あるいはスタッフによる忖度?)。
全体にラフな構成で結末は収拾がつかない形で終わっており、構成を堅牢には固めずに思いつきを盛り込む浦沢脚本の影響が色濃い。佐伯氏は「頑張って書いたんですがどうしても浦沢くんのように軽々といかないんですよ。いやあ、俺はあのレベルまで行かないなあ、なんて周囲に話したら、そんなことはないよと言ってくれる人もいますけどね(笑)」と語っている(「東映ヒロインMAX」Vol.6)。
為三役の奥村公延氏は、前半は強面で剛直、後半はコミカルさを醸し、それでもひとりの人物として違和感を覚えさせない。奥村氏は不コメの常連で『ペットントン』では温厚な獣医、『どきんちょ!ネムリン』(1984)では色情魔のタイムスリップおじさんで、それらとは別人のような演技で感嘆。ゴーゴーの練習をする場面では一瞬かっぽれの動きをみせるが、かっぽれは奥村氏の特技で、後年の『爆竜戦隊アバレンジャー』(2003)の第17話「戦場のアバレかっぽれ」ではそれが存分に活かされた。
ミチコの祖母の斉藤昌氏はテレビ『未来少年コナン』(1978)、映画『魔女の宅急便』(1989)や『老人Z』(1991)などに声優として出演。実写作品に登場するのは珍しいかもしれない。
ミチコ役の土井千恵子氏はテレビ『金曜日には花を買って』(1986)や『パパはニュースキャスター』(1987)などに出演。
八百屋役の円谷文彦氏はテレビ『快獣ブースカ』(1967)や映画『まあだだよ』(1993)などに出演している。
終盤に出てくるラーメン屋はかつて練馬区大泉学園町にあり、『ペットントン』の第27話や第35話でも使われ、27話では今回と同様に店の前で奥村氏が熱演した。




